ニュース

財務省・雇用保険の適用拡大に向け議論

ニュース

財務省は、令和5年4月24日に歳出改革部会を開催し、経済の好循環を実現するため、「労働市場・人への投資」「GX」「DX」などのテーマで議論が行われました。

同部会が公開した資料によると、個人が自発的に学び直しを行うことを支援するため、企業を通じた支援から直接的な個人支援に重点を移す必要があるとされています。

また、非正規雇用でも安心して働きながら、自発的に学び直しを行える環境を整備する必要があり、パート・アルバイト等の週所定労働時間20時間未満の労働者に対する雇用保険の適用拡大を早急に検討することが求められているとしています。


雇用保険の適用拡大が行われた場合、週所定労働時間が20時間未満の従業員でも、失業手当や育児休業給付、教育訓練給付などが受けられるようになる一方で、多くの事業所では就業規則の改定等の対応に追われることになります。

このニュースに関する詳細|財務省 歳出改革部会(令和5年4月24日開催)「財政各論①:成長」
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings_sk/material/zaiseik20230424/02.pdf

PAGE TOP