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厚生労働省、オンライン資格確認の登録状況やメリットの周知を保険者に依頼

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厚生労働省は、各保険者に対して、オンライン資格確認等システムへのデータ登録状況や、オンライン資格確認のメリットについて、被保険者に周知するよう依頼しました。

厚生労働省は8月3日に新しい通知「被用者保険の加入者に対しオンライン資格確認等システムへのデータ登録状況をお知らせする仕組みの整備について」をHPで公表しました。

この通知では、各保険者に対して、資格取得手続き時などに、オンライン資格確認等システムのデータ登録状況を保険者から加入者に周知するよう依頼をしました。

加えて、マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うことは、過去の薬剤情報や特定健診情報等に基づき重複投薬・併用禁忌を防止する等のメリットがあることを、加入者にお知らせするよう依頼しています。

今回の周知やお知らせについては、対応可能な保険者から順次行って欲しいとしたうえで、現段階で困難な保険者についても、オンライン資格確認のメリットや、積極的なオンライン資格確認の利用について、周知するよう呼びかけています。

各健保組合では、オンライン資格確認に関して、これまでと異なる対応が必要となるため、厚労省から発出される通知に注意が必要です。

今回の通知とは別に、「マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うことができない場合の対応について」では、資格取得手続き時などに、受診前にマイナポータルで資格情報を確認することなどを、加入者に周知するよう保険者に協力を依頼していました。

詳細はこちら:https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T230803S0010.pdf

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