健保組合に対する入社前の資格取得届提出(事前点検)が可能に

3月1日、厚労省は「健康保険組合におけるオンライン資格確認の円滑な実施に向けた資格取得届等の速やかな提出のための事前点検について」と題した通達を健康保険組合に向けて発出しました。

現在、厚労省ではマイナンバーカードと健康保険証の一体化に向けた課題の整理と必要な対応の検討を進めていますが、その中で、保険者の資格情報入力のタイムラグが課題として挙げられました。

保険者による資格情報の入力がスムーズに行われないと、オンライン資格確認等システムによる資格確認ができず、加入者がメリットを享受できない、医療費の全額を一旦負担しなければならない等のトラブルが発生する可能性があります。

そこで本通達では、内定等で健保組合の加入者になることが確実に見込まれる者について、事業主は入社前に資格取得届等を「事前点検」として、提出することができるとされました。

また、組合において事前点検を行った結果、事業主に返戻の必要な不備等がないこと、及び入社日においてその内容に変更がなく、その適用事業所に使用されるに至ったことが確認できる場合には、資格取得届は入社日に届出されたものとして扱うことができるとされています。

今回の取扱いの変更により、健保組合に加入している事業所では、余裕をもって資格取得届の手続きを行うことができるようになります。

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